Truffology 投稿規定

『Truffology』(日本地下生菌研究会会報)投稿規定
Version 1.1(2018年3月28日版)

1. 出版形態
 本会報の出版形式は、日本地下生菌研究会(以下、JATS)のウェブページにおける電子出版とする。掲載記事は、原則として無料で一般公開される。発行および出版は年1回とする。

2. 投稿資格
 本会報への記事の投稿は、JATS会員からのみ受け付ける。ただし、記事の共著者にJATS会員が含まれている場合は、その限りではない。

3. 投稿方法
 記事原稿の送付は、編集・出版統括担当の幹事宛に電子メール添付で行う。ただし、図表ファイルを含めた送信データの合計サイズが14メガバイトを超える場合は、原稿データ送付方法について担当幹事に電子メール等で事前に確認をとること。原稿投稿料は無料とする。

4. 掲載記事の区分
A. 原著論文・総説
 地下生菌およびそれに関連する生物を対象とした、オリジナルな科学的知見を含む学術的研究記事。研究分野は基礎生物学を中心に受け付ける。なお、総説も受け付ける。編集・出版統括担当幹事により受領された投稿原稿は、査読を経て、担当幹事の判断により掲載可否が決定される。なお、投稿原稿のページ数制限は設けない。
B. 観察記録
 地下生菌既知種を対象に、国内各地の新産地報告や、過去に明らかでなかった形態的・生態的特徴の記録を中心に受け付ける。査読は実施せず、担当幹事の判断により投稿記事の掲載可否を決定する。1種の観察記録につき、刷り上がり4ページを上限とする。なお、編集委員会により学術性が高く、原著論文としての掲載が妥当だと判断された場合は、著者への確認ののち、観察記録への投稿記事を原著論文に移行させる場合がある。
C. 標本リスト
 各地において採集された標本に関する情報を、リスト形式で掲載する(例:年間を通じて採集された標本リストや、特定の地域や分類群を対象とした標本のリストなど)。所定の投稿用ファイル(JATSウェブページにてダウンロード)の様式に従って投稿する。なお、査読は実施しない。
・標本リスト掲載情報:標本の学名(国内での未報告種は(属名)+ ”sp.”で表記)、和名、採集地、植生、日付、採集者、標本番号(個人の番号/公的研究期間の標本番号)、標本の状態(乾燥標本/凍結乾燥標本/液浸標本/プレパラート標本)
・採集地の情報公開レベル:原則、郡もしくは市町村レベルまでとする。より詳細な情報の公開については希望に応じる。
・標本番号は個人のコレクション番号でも受け付けるが、博物館ほか公的研究機関の標本番号を掲載するのが望ましい。
D. エッセイ、その他普及記事
 上記A–Cの学術的記事のほかに、地下生菌の採集・観察方法や、生態の紹介、分類体系の紹介、採集旅行の報告なども本枠にて掲載する。また、書評や、地下生菌に関連する様々な研究のレビュー等も受け付ける。掲載記事は他区分の記事と同様、一般公開される。
E. 巻頭言、その他特殊記事—適宜掲載。

5. 二重投稿および著作権
 他の学術誌に投稿中もしくは受理・出版済みの原稿は受け付けない。特に「原著論文」および「観察記録」に投稿する著者は、担当幹事へのメール本文中またはカバーレター中において、同内容の原稿が他の学術誌へ投稿されていないこと、および著者全員が本会報への投稿を承認していることを明記しなければならない。本会報に掲載された記事の著作権(copyright)はJATSに置かれるものとする。ただし、掲載記事の、学術的利用を目的とした個人間および研究組織・団体内での配布は自由とする。

6. 原稿準備にあたって
 標本リストを除くいずれの区分の記事についても、本文はA4サイズのMS Word原稿(フォントサイズ10.5ポイントまた11ポイント、1ページあたり25行)で提出する。原稿は十分な推敲ののち提出すること。1ページ目にタイトル(和文記事の場合は英語タイトルを併記)、ショートタイトル(各頁のヘッダーに表示される)、著者名(英語併記)、所属先の名称・住所(英語併記)、主著者の連絡先E-mailアドレスを記入する。本文中に文献の引用がある場合は、本文・謝辞に続いて「引用文献(References)」の区分を設け、引用元の文献もしくはウェブサイト情報を明記する。図表は本文ファイルに貼り付けず、別途準備する。カラー図版の追加料金は不要とする。
 原著論文の原稿準備にあたっては、本文ファイルの2ページ目から、要旨(Abstract)、本文(Text)、図表の説明文(Legends to Tables and Figures)を記入する。本文原稿は序論(Introduction)、材料および手法(Materials and Methods)、結果(Results)、分類(Taxonomy;必要に応じて挿入)、考察(Discussion)、謝辞(Acknowledgement)、引用文献(References)、および図表の説明文(Legends to Tables and Figures)に区分して準備する。英文原稿の場合は、英文要旨に加えて邦文要旨を併記する。邦文原稿については、邦文要旨のほかに英文要旨を併記することが望ましい。英文は事前に第三者の専門家または英文校正サービスによる校正を経たのち提出する。なお、記事原稿中で用いた標本については、博物館、大学をはじめとする公的研究期間に収蔵し、標本番号を表記することが望ましい。
 日本語の文体は「だ・である」調とし、本文中の句読点は「、」「。」を用いる。ただし図表の注釈中の句読点は「,」「.」を用いる。日本語の字体は「MS明朝」、アルファベットの字体は“Times New Roman”に統一するのが望ましい。数値と単位の間は半角分のスペースを挿入する(例:1.5 cm, 12.5 μm, 54 mg)。ただしパーセンテージ表示については、数値と”%”の間は空けずに表記する。
 論文原稿のファイル名は、「(筆頭著者名)+(提出年度)+ Text / TableX / FigY」などとして提出する。同一年に複数の論文原稿を投稿する際は、「(筆頭著者名)+(提出年度)-a, -b, …+ Text / TableX / FigY」などとする。各語の間にスペースは入れない。
例:Orihara2016aText, Orihara2016bFig1, Kinoshita2017Table2

7. 文献の引用について
・本文中での引用の例:
「…、それに対して折原・山本(2016)は、南西諸島における地下生菌の分布が…」
「…。しかし、大前ほか(2017)は、北海道産地下生菌の多様性は…」
「…、降水量と子実体発生量が必ずしも一致しないことを示した(木下、2010;Kinoshita et al., 2009, 2015;Orihara & Yamamoto, 2013)」(アルファベット順、ただし同一著者の文献を複数引用する場合は出版年順)

・「引用文献」中での表記例:
地下誠治・菌野花子・大茸慧(1995)地下生菌の胞子の風散布について.地下生菌学会会報 5 (1): 8–16.
茸田菌太郎(2015)菌根性地下生菌の多様性.日本地下生菌研究会 編.地下生菌研究の手引き,pp.165–187,JATS出版,神奈川.
Hypogeus D.G., Chika S., Kinno H. (2001) Seasonal fruitbody occurrence of sequestrate fungi in Japan. Journal of truffles 3: 25–41.
Otake S. (2006) Sequestrate fungi in Boletales. In: Hypogeus D.G. & Bark R. (eds.) Sequestrate fungi—systematics, ecology and evolution. JATS Publishing, Kanagawa, pp. 130–156.
Porcini B. (2017) Dictionary of sequestrate fungi, 1st edition. Truffle Press, Rome.
Sequestre H.-C. (2008) HYPO, Multiple sequence alignment software for sequestrate fungi. Available from http://www.hypo.com/software….. (downloaded on 25 Oct. 2015).

8. 図表の提出方法について
 表は原則としてMS Excelファイルで作成し、提出する(拡張子: xls, xlsx)。他の形式で作成した場合は、必ず提出前にMS WordまたはExcelでファイルを開けるかどうか確認しておく。表中には縦線を入れないこと。
 図はJPEG, PDF, TIFFおよびPNGのいずれかの形式で提出する。図の解像度は300 dpi以上とするが、線画は600 dpi以上で保存・提出する。図のサイズは横幅最大182 mm、縦幅最大230 mmとする。図のデータサイズが12MBを超える場合は、所定のファイル転送サービスを利用し提出する。詳しくは編集・出版統括担当幹事にメールで確認のこと。